今回のイギリス留学では、納得のいかない場面、希望をアピールしたい場面などがありました。
その内容と訴えた結果をまとめてみました。
語学学校のクラス人数に関する問題
入学前は、クラスの人数を上限8人にするとホームページに書いていたのに、あるときしれっと消えていて、クラスの人数は10人を超えていました。
担任の先生に意見すると、先生もそれで学校に不信感をもっている、直接学校に抗議すべきと言われました。先生から言って欲しかったけれど、立場もあるのでしょう。私ひとりでは威力がないかと思い、今回留学エージェントにお世話になったのですが、そこから公式に抗議してもらいました。
すぐに人数が調整されました。でもそれは、たまたまその時期に学校に陽性者が出たせいでした。
それでも、学校に意見を言ってくれたと評価され、おもいがけず1週間の無料レッスンがプレゼントされました。
紆余曲折のすえの1週間の無料レッスン
学校から誕生日におめでとうメッセージが来ました。そこに、希望者には1週間の無料レッスンをプレゼントとありました。希望する旨を連絡したら、「このキャンペーンは1年近く前に終わっています」「1日体験レッスンならやっているけど希望しますか?」と不思議な返事が。
届いたメッセージを添付し、「キャンペーンは終了しているというけれど、今日届いたんですが」「すでにレッスンを受講しているので、1日体験レッスンは不要です」など回答したら、「本当に1週間無料レッスンを希望しますか?」など確認メールが来ました。それから1週間の無料レッスンがプレゼントされたのでした。
講師のリクエスト
受講期間を延長するとき、語学学校には、「いまの先生が素晴らしいので延長しました。年をまたぐと先生の担当替えがよくあるようですが、できたら同じ先生に習いたいです」とダメ元でメッセージを送りました。
すると学校からは、「うちの学校には、優れた先生がほかにも沢山います。こちらにもいろいろ方針があって先生の割り当てをしているので、約束できません」という当然ですが、期待のできない返事でした。
ただ、少なくとも先生の評価を上げることに貢献できるのかなという思いがありました。
年が明けて。教室に行くと、同じ先生がいました。うれしくて、先生に、実はこういったリクエストを学校に送っていたと話したら、先生も、「それが効いたのかもしれない!」と感激してくれました。
実のところどれだけ効果があったか分かりませんが、先生がうれしく感じてくれたことがうれしかったです。
バスに関するクレーム1
夏に湖水地方に行った時のこと。NHKでも特集していた、イギリスで一番美しい庭と言われるところにバスで向かいました。急に思い立って行ったので、そのバスが入園に間に合う最後のバスでした。翌日はロンドンに帰る日で、朝に宿を出発しなければなりませんでした。
運転手には、乗車時にバス停の名前を告げ、そのバス停でも降車ボタンを押していました。しかしバスは止まらず、高速道路に乗って、終点に到着。
文句を言っても、帰りのバスを無料にするからそのまま乗っていろ、という態度です。
そもそも、態度が乱暴な人だったので、怒りと悲しみからバス会社に連絡。バス会社は、運転手にとって不慣れな道で、そのバス停がたまたま消えていたみたいな返事がきました。彼の態度についてもカメラで確認したところ問題がなかったようなことも書いていましたが、謝罪とともに、1日乗車券を送ると言ってきました。
1日乗車券はまだ使っていないし、使うチャンスが来るかどうか謎ですが、私のやりどころのない気持ちがすこし昇華されたような気がしました。
バスに関するクレーム2
ロンドンバスで、アジア人差別疑惑があったことがありました。ただ謝罪されただけでしたが、自分の考え方が正しいのか、それともひょっとしておかしいのか、という点を確認することができました。
シェアのフラットに関するクレーム
別のブログに書いたのですが、パーティー禁止のフラットで、さらにナショナル・ロックダウンで集会禁止のときに、ドラッグパーティーをした人がいました。朝までうるさかったし、家中臭かったし。しかしクレームを入れたことで、この住人の滞在延長をストップできました。
すぐにクレームを入れるべきとは思っていません。ある程度はお互いさまです。しかしそのレベルを超えたら、言った方がいいでしょう。