2021年9月現在はイギリス短期留学に不向きと感じた理由

留学準備、手続き
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イギリスに入国するには、PCRテストを少なくとも3回受ける必要があり、最低6日間の自己隔離が必要であり、精神的にも肉体的にも経済的にも負担がかかります。

それを分かったうえで、最初だけ大変なのかと思いながら来ましたが、来てから気づいたことがありました。

2021年10月4日以降、日本でワクチン接種が完了(2回目接種から2週間以上経過)している人は予防接種証明書を持参すれば、出国前のPCR検査、イギリス到着後の10日間隔離、day 8のPCR検査が不要になります。day 2もPCRでなく安価なラテラルフローの購入に変わるので準備中の人は注意してください。予約したフライトなど変更できるのならば是非!(2021.9.17) 

濃厚接触者になったら自己隔離が必要

イギリスでは、イギリスかアメリカやEUなどでワクチンを2回接種完了し2週間が経過している場合は、濃厚接触者であっても自己隔離が不要です。

しかし、日本でワクチンを2回接種完了していることは、対象外です。

今回、行きのフライトで濃厚接触者に認定されたために、早期隔離終了するためのTest to releaseが無効になりました。

しかもPCR検査を受け、NHSの接触確認アプリ(日本のCOCOAにようなもの)を入れることになりました。

このアプリは感度が高すぎて、誤作動を起こしているとも聞きます。

つまり、今後も濃厚接触者になったら、学校を休まないといけなくなります。何度も起こる可能性があります。

ブレイクスルー感染がありますのでワクチン接種を完了していても、感染し感染させる可能性はあることはもちろん理解しています。

しかしイギリスでは抗原検査キットを誰でも無料で手に入れられ、PCR検査もすぐ受けられるという環境です。

イギリスに暮らす多くの人はワクチン接種をしているので自己隔離が不要。それに比べて、同じようにファイザー、モデルナを使っているのに、日本で接種しただけでNGとは。

しかもイギリスでは訓練したボランティアがワクチンを打ったりしているのに比べ、日本では看護師さんたちが打っているのに対象外だというのも理不尽に感じます。

推奨できない対処法

NHSのアプリを入れるのは義務ではないそうで、アプリを削除した人が5人に1人いるとか。

自己隔離不要のその他の要件はというと、

まだ接種していない人は、留学期間を半年以上にしてGP登録をしてイギリスでワクチン接種をするとか。

半年以上であれば、ワクチン研究に協力することで隔離を避けるという方法もアリかもしれません。

ちなみに医療上の理由で予防接種を受けることができない人は隔離の対象外だそうで、短期の留学生も同様かどうかの場合はNHSに直接確認を取った方がよいでしょう。

とにかく、早く日本のワクチンプログラムが認められることを願います。

イギリス入国の自己隔離については、2つのブログもご覧ください。
ルポ「あるべき味」 ハウツー「イギリスでノマドワーク

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