私個人は、1回もエージェントを通して語学学校を選んだり、申込みをしたりしていません。エージェントを通すこと、直接申込すること、どちらがよいのでしょうか。
エージェントを使うこと
きちんとしたエージェントを通すと、リクエストをもとに、それに一番近い学校を紹介してもらえるでしょう(提携などあるとは思いますが)。
学校探しは自力でやるのは、あーでもない、こーでもないと時間がかかるのは確かです。
はじめての留学で不安なときなど、相談に乗ってもらえるも便利です。
時間とサポートをお金で買いたい人はエージェントを使うのがおすすめです。
デメリットとしては、手数料がかかるほか、間に人を介することが面倒であるということでしょうか。
友人は会社派遣で、留学に来ていて、エージェントを使っていました。間に介す人が多くなって、連絡ミスとか起きていました。いつまではグループレッスンで、いつからが個人レッスンというのが、本人には間違った情報を会社から知らされていたという。
直接申込すること
たしかに学校探しに時間はかかるのですが、自分で情報を集めて、いろいろ比べて決めることで納得感があります。
エージェントはたくさん情報をもっているとは思いますが、ネットにもいっぱい情報があるので、それで十分かとも思いました。
ちなみに語学学校の事務のスタッフは結構ミスをするので、少し面倒に感じることもあるかもしれません。でも指摘して直してもらえば大丈夫。
イタリアの語学学校を選んだ理由
最初は、ローマかミラノを考えていたのですが。フィレンツェを訪れたとき、ドゥオモの美しさに驚いたことを思い出しました。発音がきれいな街であること、こじんまりとした街であること、かばんや靴などの職人を目指す日本人が多いことなどにも興味をもって、選びました。
学校は、音楽留学の人が多い学校だったので、今までと違うタイプの友達が出来そうだと考え、選択。また日本人スタッフがいることも決め手でした。イタリア語がほとんどできないまま行くことにしたので。
イタリア政府機関のイタリア文化会館が九段にあり、そこのホームページにイタリア留学の情報がいっぱいあります。
どうせなら、奨学金を受けたいと考え、奨学金提供校リストからフィレンツェの学校を選んだという面もあります。イタリア文化会館とやりとりがある学校なら安心だと思ったのも理由です。
奨学金はわずかですけれどね。イタリア文化会館で受講している人が応募できるということだったので、マンツーマンレッスンを何回か取りました。結局それで奨学金はだいたい使ったかもしれませんが、少しだけでもイタリア語にふれてから現地に行きたかったのでいいきっかけになりました。
奨学金申込はイタリア文化会館でしたが、学校の入学は直接申込でした。
また、夏はバカンスだと思いましたし、一番好きな場所であった、シチリアのタオルミーナで過ごすべく、7月の1か月間はタオルミーナの語学学校に行きました。そのなかでどうしてその学校を選んだかは思い出せないのですが、やはりイタリア文化会館の情報を元に選んだのかもしれません。ここは日本人のスタッフはいないところでしたが、英語で手続きができました。
まとめますと、エージェントがいなくても留学はできます。その分、違うことにお金を回すのもアリです。