アラフォー留学友達づくり1

現地でのこと

留学して一番の収穫は、私にとっては友達でした。いろいろな国の人々とふれあって、同じ目標に向かって頑張ることは、とてもいい経験です。

友達づくりが留学の成否を分ける!

語学学校できちんと友達ができるのかが、留学の充実度にも、語学の上達度にも大きく関わってきます。

留学の充実度アップ

慣れた日本を離れて、知らない人しかいないところで、一から人間関係をつくっていくわけです。結構ストレスがかかります。同じ環境にいるクラスメイトと会話をし、行動を共にするなかで、リラックスもしますし、笑う機会も増えます。精神衛生上大切なことです。

異文化の考え方に触れるたび、脳にビンビン刺激がいきます。知らない世界にふれる楽しさがあります。

また、1人よりも友達と一緒に観光をしたり、食事をしたりした方がずっと楽しいですよね。

語学の上達にも貢献

語学学校の授業は、会話の練習もありますが、圧倒的にだまっている時間が長いです。会話は、とにかく喋らないとうまくならないので、違う国の人と話すチャンスをたくさんつくる必要があります。

過去の失敗

イタリア留学したとき、フィレンツェの語学学校では日本人とばかりつるんでしまいました。イタリア語ができないまま行ったのと、英語もいまいちだったので、他の国の子たちに話しかけるのに引け目を感じて緊張していたからです。

タオルミーナの語学学校では、一瞬をのぞいて他に日本人がいませんでした。昼休みは同じ国の人と母国語で話す時間みたいになっていたので、所在のなさが辛かったです。他の国の人たちとは放課後に交流していましたが、その後やりとりが続いたのは1人だけでした。

このときの精神状態は謎なのですが、欧米人からしたら自分が20代に見えるから、若い人と友達にならなければならないというプレッシャーがありました。でも結局やりとりが続いた友人はアイルランド人で50代の人でした。

そんなわけで、私にとって、イギリスでの友達づくりは、ある意味悲願だったのです。

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年齢が気になる?

2回目となるイギリス留学のはじめも、めちゃめちゃ年齢を気にしていました。さらには、人種や英語力のなさもあって、話しかけたら迷惑だろうかと勝手に心配したりしていたものです。

最初は若者しかいないようにみえた学校ですが、アラフォーを発見したことで心強くなり、その後はいろいろな世代と仲良くなりました。肩の力が抜けて、自信がつけば、学校で最もフレンドリーと言われるように。イベント企画も有効です。

友達をつくるには

まずは、隣の席に座った人と休憩時間に話すようにしましょう。その会話が盛り上がると、さらに会話に加わってくる人もいるでしょう。楽しそうに、フレンドリーな雰囲気をつくること、笑顔で挨拶することがポイントだと思います。

一時クラスに日本人しかいなかったときがあって、そういうときはがんばって休み時間は教室の外に行って、他国出身の人と接するようにしました。

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欧米やアフリカの友達

語学学校に来るくらいだからか、国籍関係なくフレンドリーな人が多かったです。イタリア人、トルコ人は特に、日本人に好意的でした。アフリカ人はジョークが好きな人が多かったです。アジア系と比べると本当に皆よく話すので、聞き役になることが多くなるかもしれません。

中国人・韓国人の友達

日本人は留学すると韓国人の友達ばかりになるときいていました。せっかく遠くまで来て東アジアだけでつるむのもおかしいと思って、いろいろな国の人と接していましたが。英語が聞きやすく、メンタリティも近くて、一緒にいて楽でした。辛い物好きが多いのも一緒に食事に行く上でポイントが高いです。

東南アジアの友達

日本語を習ったことがある人や、日本好きが多かったです。物怖じしないし、会話から自信があるように感じました。個人差があると思いますが。

日本人の友達

もちろん日本語で話せる友達も絶対必要です。分かり合えることも多いし、精神的な支えになります。

友達ができやすい環境

全日制の語学学校の方が、一緒に過ごす時間が長いので仲良くなりやすいです。ランチタイムも一緒だし、放課後も遊びにいったりします。

そうでない学校の場合、クラスメイトは働いている人が多いので、学校外で会うことは少な目になりがちという面もあります。

その後の関係が続くか

私の場合は、圧倒的に全日制のときの学校の友達の方が、続いている人が多いです。一年半以上経ちますが、今でもときどきやり取りがあります。10代から50代まで。先生やホストファミリーともやりとりがあります。

夕方のクラスを選択していた学校の方は、卒業して半年ですが、連絡が途絶えがちです。

とはいえ、努力次第、縁次第で、永く続く友情は手に入れられると思います。

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