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昨日は4週間に1度のレベルチェック、昇級テストの日だった。
1時間のグラマー、ボキャブラリー、30分のリーディング。リスニング20分とライティング30分は前日に行われた。このグラマー、ボキャブラリーのテストが1時間ということもありメインどころになっている。
カンニング疑惑があるようで、密集していたコロンビアの男子3人とエクアドルの男子1人が離れた席に座らされた。
1時間ギリギリねばってもいいし、早めに終わらせてテストを提出し、自習をしていてもいい。そのため、先生はパラパラと解答用紙を受け取ることになり、採点はせずともざっと目を通している。
全員が提出し終わったところで、寸評がはじまった。教育熱心な先生は、親がアフリカ出身の30代半ばくらいの女性。基本的に、黒人の人々は、一般的な婉曲表現をするイギリス人と違って、物事をはっきり言うように思う。
「Shio、よくできていた。」とまず私の名前が挙がった。次に名指しされたのがベネズエラの16歳。
21人ほどのクラスで、今回できがよかったのは2人だけだったようだ。
「白紙って!おいおい。さんざん授業やっているのに、どういうこと?」
「Shioはいつもしっかりノートを取っている。どれだけの生徒がノートを取っているか。授業で習っても、メモしないと覚えられないんだよ。そんなの、私だって覚えられない。」
「映画じゃないんだから。ぼーっとしていたって、何も起きやしない。動かないと、努力しないと、何も進まないんだよ。ただ来ているだけで英語が上達する訳がない!」
「誰とは言わないけど、一部の生徒は授業よりも社交の方が大事みたいだけど。休憩時間も勝手に長くとって、外やマックでお喋りして。好きな時間に来て、お腹すいたら食べにいって、好きなときにトイレにいって。授業中もわーっと騒いで。真面目にやってる生徒の迷惑なんだよ。」
「(誰とは言わないと言っていたけれど名指しで)昨日の夜は何した?どうせ飲みにでも行ってたんでしょう。」
「だいたい、このクラスはリラックスしすぎている。そうでしょう!?(と何人かの生徒に反応を求める)」
先生には言えないが、今回テスト前に勉強したところのヤマが当たっていただけのこと。たまたま私は結果が良かったけれど、授業中にグループワークをやっていると、他の生徒たちの方がはるかに単語を知っているし(スペイン語が母国だったりするせいで)、読むのが速いし、しゃべりはうまいし、全然負けている。
授業中もノートだけはしっかり取っているけれど、集中力が続かないし、無理のない時間に学校に行っている。そろそろ本気で頑張っていかねば。