現在日本にいながらZoomでロンドンの語学学校のレッスンを受講しています。
オンラインだと、世界のどこからでも受講ができるし、ロンドンにいなくても全く問題ありません。
現地では9時から12時のレッスンが、日本では18時から21時になります。時間的にも問題ありません。
Zoomでのレッスンは、講義を聴くことができるし、先生の再生する音声でのリスニングもできるし、ドキュメントをダウンロードしてリーディングもできるし、小部屋(セッション)に分かれてペアやグループでのスピーキングのレッスンもできます。ライティングをしてメールで提出もできます。基本的になんでもできるように感じます。
先日、トルコから受講している生徒が、今後はリモートでのレッスンが主流になっていくと思うかと先生に質問していました。
2020年に半年間、そして2021年に2か月リモートで講義してきた先生の答えはというと。
リモートでの語学レッスンは、「ないよりはマシというだけ」で、「対面に勝るものはなし」と回答。
これは分かるようで分からないようで分かる、というところです。対面の方が、音が聞き取りやすいのは確実だし、音の情報が多い(音に立体感がある)ような気がします。Zoomでは表情が見えるけれど、何かニュアンスが読み取りづらいというところはあります。
私の場合、手元に教科書があるからまだいいけれど、問題を解くうえで教科書を持っていない人は、手間が増えているようす。私もオンラインのPDFの教材より、プリントした紙の方が扱いやすいです(ちなみに授業中はすぐダウンロードしてすぐ読み始めるので印刷はタイミングが難しいし、そうしている人はいません)。
オンラインレッスンのデメリットは、気が散りやすい、授業中に手元のスマホをいじりやすい、クラスメイトとの交流が限定的、というあたりにもあります。
また、語学学校主催のオンラインイベントは現地の夕方開催なので、時差の関係で参加ができません。午後の有料のよさそうなコースも時差の関係で参加ができません。
そんなところでしょうか。
私の学校では、開校中(対面授業がある間)もオンラインのクラスがありましたが、昼以降に始まるものでした。
探せば、現地の午前中にオンラインレッスンをやる学校は見つかるかもしれませんが、ロックダウン中の今こそ、日本人に都合のよい時間である午前中のものが見つかりやすいかと思います。
日本時間で18時スタートならば、現在仕事に就いている人でもうまくいけば受講できます。1~2週間だけ受講する人もいるので、試しにやってみてはいかがでしょうか。